岡山市北区津島京町 2-12-38 粟井内科診療所

糖尿病の食事療法

  1. 適正な必要カローの算出

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

例 身長180cm

  1.8×1.8×22=71.28(約72)

1日必要カロリー=体重あたり必要カロリー×標準体重

 高齢者、肥満者、労働の少ない人(例えば事務職)25Kcal

 重労働の人                  35Kcal

 例

標準体重63.5kgの肥満気味の事務職

63.5×63.5×22=1590(約1600Kcal)

栄養分をバランス良くとる。

 糖質(諸職、果物)タンパク質(肉、魚、大豆)、野菜,脂肪(調味料、ピーナッツ、

アーモンド、ベーコン等)その他をバランス良くとる必要があります。

  1. 糖質は必要カロリーの50~60%
  2. タンパク質は体重あたり1~1.2g
  3. 野菜は緑黄色野菜、淡色野菜、根菜、海藻を取り合わせ1日350g。
  4. 果物は1日1単位(80Kcal)
  5. 牛乳1日1本

血圧の高い人、腎障害のある人は塩分を控える。

アルコールは、日本酒1合あるいはビール中瓶1本まで。

(なおアルコールのカロリーは、食事のカロリー計算の中には入りません、飲んだアルコールの分だけ主食を減らすというのは間違いです。純粋なアルコールは栄養素として吸収されません。しかし、ビールや焼酎には若干、炭水化物が含まれ、飲み過ぎると肥満の原因になります。)

食事は規則正しく3食食べ、朝食など抜かない、例えば、朝、絶食すると昼前の血糖がかえって上がります。また、1日1~2食だと、空腹のためドカ食いをして肥満の原因となります。

ゆっくりよくかむこと、早飯は満腹中枢が刺激されず、満腹感がなく、結果的に過食して肥満の原因となります。

食事をするとき、野菜など繊維分の多い物から食べ始めると血糖の上がりが押さえられるのがわかっています。

食後、少しでも良いので歩くと、食後も高血糖が改善され、非常に効果があります。

食事の献立は、食品交換表がありますが、これだけで献立を考えるのは非常に難しいです。

食品交換表は、各食品を糖質が多い物、タンパク質、脂肪、野菜類と細かく分類してあり、例えば牛肉100グラムが何カロリーになるかなど細かく書いてあります。基礎を学ぶのには非常に適しています。この本を参考に計量計を使うと、食品のカロリーがわかるようになります。日常の献立はもちろん、外食の時、非常に役に立ちます。

個々の献立については、献立をまとめた成書が数多く出ており、これを参考にするのは実践的です。